失業手当をもらうためのハローワークでの手続き方法
失業保険をもらえる受給条件は?
会社を退職して失業給付金をもらうという方は多いですが、受給するには条件があります。
- 過去2年間で働いていた期間(雇用保険に加入していた期間)が12カ月以上あること
- 就職したいという意思があり、いつでも就職できる状態であること
とくに二つ目の「就職したいという意思がある」「いつでも就職できる」という点が重要です。
働きたいと思っていても働けないという方は除外されます。
病気やケガで長期の入院が必要な方や出産を控えている方は除外されます。
ただ、それらの場合でも特例の措置があります。
「受給期間延長」の申請をすることで、出産後に育児が落ち着いて求職活動を始める際に失業給付金をもらうことができます。
病気や怪我での退職も同様です。
延長期間は最大3年(受給期間も含めると4年)になります。
失業保険の手続きに必要な書類は?
- 離職票-1・離職票-2 ※会社から受取ります
- 雇用保険被保険者証 ※会社から受取ります
- 本人確認書類
※運転免許証,写真付きのマイナンバーカード(役所で作成)ならどちらか1点でOK。住民票,パスポート,健康保険証等なら2点。
- 本人名義の預金通帳
- 印鑑
- 写真2枚
※縦3cm横2.5cm。3カ月以内に撮影した上半身・正面のもの。
では、管轄のハローワーク行きましょう
ハローワークの窓口で必要書類を提出し,求職の申し込みをします。
手続きすると「受給資格者のしおり」が渡されて、
次の「雇用保険説明会」の日時が知らされます。
そこで言われた日時にハローワークで「失業認定申告書」を提出すると失業保険を受給できます。
以降、4週間に一回指定された日時にハローワークで「失業認定申告書」を提出することで失業保険を受給できます。
だいたいハローワークで手続きをしてから約4カ月でもらえます。会社都合で退職した方は約1カ月でもらえます。