職場のなかでモラハラが横行している場合の対処法
職場のなかでモラハラが起こっているとき、加害者も被害者もそのモラハラを自覚している人は多いです。でも周囲の人はどうでしょうか。一応知識として社員全員に周知して、「こんなことがあったらモラハラです」という価値観を共有しましょう。職場には色々な人がいますから、文字通り、空気が読めない、モラハラがわかっていない人がいます。でもその情報を提供したら、「もしかしてこれはモラハラでは」と気づく人もでてきます。
職場内では臭いものには蓋をしろ式に、モラハラに気づいていても自分に関係ない場合は、そのままにしている人が結構います。悲しいですが、それが現実なのです。ですが、なるべくモラハラが横行しないように、加害者がその力を発揮できないようにすることはできます。職務上の力だけではなく、人間関係や専門知識により力があるからといって、弱い立場の人に対してモラハラするなんて、考えてみたら非常に汚いやり方です。
職場内に完全な正義はありませんが、それでも正義感を持っている人が増え、またはモラハラの知識を周知することで、「これはモラハラだ」という雰囲気をつくることができれば、加害者にとってモラハラしづらい環境になります。モラハラの加害者が得意とする、暴力は振るわないけど、態度や言葉で追い詰めるというのを、逆に周りの人間が監視して雰囲気によってやりづらくします。
もちろん、被害者も全く悪いところがないとも限らないのですが、一方的にモラハラされるのは明らかに権利の侵害なので、職場内ではモラハラをやめさせるように全体として働きかけていくのが重要です。
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